一般社団法人アレルギー対応沖縄サポートデスクの設立を記念して、経営者・支配人のためのマネジメントセミナー「こどもたちの笑顔のためにホテル飲食ができること」を開催いたしました。

2015年7月17日、会場のユインチホテル南城におよそ100名の経営者様・支配人様等にご参加いただきました。

第１部は講師お二方をお迎えしての講演会。NPO法人アレルギーネットワーク京都ぴいちゃんねっと事務局長の小谷智恵氏からは「飲食宿泊がいかにアレルギー児を幸せにできるか」と題し、アレルギー児を持つ親の立場から日頃やレジャーシーンでの課題などをご紹介いただき、アレルギー対応旅行の社会的意義についてご講演いただきました。

NPO法人バリアフリーネットワーク会議代表の親川修氏は那覇空港や国際通りなどを拠点に、車椅子やベビーカーの貸出し、人工透析が必要な観光客に対して様々なサービスを行っています。「沖縄が目指すバリアフリー観光とアレルギー対応の役割」と題し、観光のバリアフリー化がいかに収益にもつながっていくかをご講演いただきました。

第２部はユインチホテル南城様で実際に提供されているアレルギー対応料理の試食会を行いました。どなたも「醤油も使っていないのに味わいがある」「小麦粉をつかわずに天ぷらができるとはびっくり」と、アレルゲン10品目除去食に驚いていらっしゃいました。

事務局からは「沖縄をアレルギー対応、そして夢と感動の先進県に！」と、事業者の皆さまへアレルギー対応の輪への参加を呼びかけました。